- ベンチャーでインターンって何をするのかわからない
- 就活に向けて準備していることがなくて困っている
- ベンチャー企業と大企業のインターンって何が違うの?
という風に思っている方が多くいると思います。実際のところ、ベンチャー企業でのインターンは、多くの大学生にとってまだまだ謎の多い存在であることは確かです。そこで、本記事を読んで頂いて、ベンチャー企業でのインターンについて皆さんの悩みを解決していこうと思います。
就活に向けてインターン活動が必須である理由
そもそも就活するのにインターンって必要なのかという疑問が浮かんでくると思います。答えは「絶対に必要」です。今時、ほとんどの就活生はインターン活動を行っており、具体的には就活生の91.2%がインターンに応募しているため、インターン活動をしなければほとんどの就活生に遅れをとってしまうことになるでしょう。
なぜこんなに割合が高いのかといえば、就活生と企業のどちらにとってもメリットがあるからです。
というのも、就活生は就職先を決める前に企業の雰囲気を感じることができますし、企業は採用前に優秀な人材を見つけ出すことができるというメリットがあるのです。
ベンチャーでのインターンって何をするの?
新規事業を手がける新しい企業のことをベンチャー企業と呼びます。アプリ開発やウェブサービスなどを行うIT企業が全体の50%を占めており、次に、工業や医療系のベンチャー企業が多いようです。とはいっても、細かく見れば各企業によって業務内容が異なっています。
しかし、全ての業種に共通する特徴もあります。それは、インターン生に与えられる裁量権が社員と同じぐらい大きく、社員と同等、更にはそれ以上の活躍をすることができる点です。例えば、アプリの開発を行う企業であれば、インターン生も実際にアプリの開発を行うことになります。
ベンチャーならではの特徴3つ
①長期で実務型である
ベンチャー企業でのインターンは大企業に比べて長期であることが多いです。具体的には、大企業が1日体験型が多いのに対して、ベンチャー企業は3か月〜3年という長い期間で、社員と同じ業務に携わることになります。インターンを続けていくと自分の部下のインターン生を持つようになるのもベンチャー企業ならではの特徴と言えますね。
②有給である
短期インターンはほとんどが無給であるのに対して、長期インターンのほとんどが有給であることは大きな特徴と言えるでしょう。時給は1100円〜1400円が多く、一般的なバイトと比べると高めの時給に設定されていることが多いです。更には、社員と同じ業務に携わるため、企画が成功した際には、昇給がなされることもあります。これは大きなやる気につながりますね。
③学年関係参加できる
大企業のインターンは主に夏に大学3年生向けにインターン生の募集をかけるのですが、ベンチャー企業のインターンは大学生であれば、学年不問であることが多いです。そのため、大学1回生~大学院生までの幅広い世代と見識を広めあいながら働くことができます。
ベンチャーでインターンをするメリット3つ
①社長と近い距離で働ける
経営者と近い距離で働くことが多く、共に他社との会議に出たりすることさえもあります。そのため、基本的なビジネススキルを学べるだけでなく、経営者の考え方やスキルを直接見て学ぶことができます。これは、多くの就活生が体験できない貴重な経験になること間違いなしです。
②責任感をもつようになる
従業員の人数が少ないため、インターン生に多くの裁量権が与えられることがよくあります。そのため、インターン生は特別扱いはされず一人の社会人として働くことになります。それに伴って、自分が中心となって進めるプロジェクトを任されることもしばしばあります。そのような経験の先には、相応の責任感が身についていることでしょう。
③就活で活きる
ベンチャー企業のインターンでは実践的な業務を担うことになります。その際に、自分で解決しなければいけない課題にぶつかることになるでしょう。それを、自分なりの方法で解決したという経験を経ると、就職活動の際に、学生時代にチカラをいれていたこと(ガクチカ)として押し出すことができます。
現在の大学2年生である25卒組は、インターン活動を企業側の採用の要素として取り入れることが国によって認められたため、今後インターンシップはより重要になると思われます。
ベンチャーでインターンをするデメリット3つ
ここまでベンチャーでインターンをするメリットを沢山伝えてきましたが、もちろんデメリットもあります。しっかりとどちらの面も把握した上で、検討してみましょう。
①学業やバイトとの両立が難しいことも
仕事内容の概要だけ伝えられて、具体的な細かい指示がなされないことは往々にして起こりえます。自分の取り組み方によっては莫大な時間がかかってしまうこともあり、学生の本業である勉強が疎かになることもありえます。また、最低でも週10時間や週3日の出勤を必要とすることもよくあります。そのため、学業を疎かにしていないかや、バイトと両立できているかなどを事前に他のインターン生に聞いておくことをおすすめします。
②採用のハードルが高いことも
募集人数が少ないため必然的に倍率が高くなります。その上、なんとなく応募する人が少なく、意識の高い学生が集まるため面接の難易度は大企業よりは高い場合が多いです。逆に捉えれば、面接に自信のある人はぜひ挑戦すべきです。
③研修制度が充実していない可能性がある
大企業でのインターンはインターン生向けの企画であるため、手厚くもてなしてもらえることが多いです。しかし、ベンチャー企業は人手が足りていないことがよくあります。そのため、研修用の教材や人員が不足し、研修期間も短いことが多いです。具体的な期間でいうと、2週間程度が一般的で、長くても1か月の間研修をすることが多いです。大企業では普通1か月の研修を行うため、比べてみるとベンチャー企業の研修期間は短いとわかりますね。
【まとめ】ベンチャーでインターンをすべき人の特徴とは
大前提として、目的意識を持っていることは最も重要です。なんとなく応募して面接を受けても、時間の無駄になるだけです。責任感を持って行動している人、もしくは責任感を持てるようになりたい人はベンチャーでインターンしない手はないですし、特に将来的に起業を考えている人には強くおススメします。社会で通用するチカラを学生の間に身に着け、ぜひ充実したキャリアを送りましょう!
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